ツマグロヒョウモン(メス)とヒメアカタテハと。

10月4日の記事「野の花と虫と」で下の写真の紹介でこう書いた。「ベニシジミを大きくしたようなツマグロヒョウモンは・・・」と。
ツマグロヒョウモンとハマクマツヅラ

問題は蝶々。全体が黄色に黒の点々、羽の端っこが黒くなっていて白い斑あり、この蝶を「ツマグロヒョウモンのメス」だと思い込んでいた。

昆虫観察歴半年(子ども時代は除きます)の素人目で図鑑と見比べて「おお、これこれ」と決めていた、が、今日、過ちに気が付きました。この蝶は「ヒメアカタテハ」です。

手持ち写真で比べてみます。まず、上の写真と同じ種の蝶。

もう一種。

上と下、見比べるとはっきり違いますよね。下がツマグロヒョウモンのメスです。黄色に黒の斑点があり羽全体を黒い縁が覆っています。上は黒い縁かがりが下の方にありません。こちらはヒメアカタテハです。

ツマグロヒョウモンはタテハチョウ科ヒョウモンチョウ属。

ヒメアカタテハはタテハチョウ科タテハチョウ亜科。微妙に違う仲間。

世の中知らないことが多い。当たり前だけど。だから、楽しい。