2023-01-01から1年間の記事一覧

日めくりを買ってみた

毎年卓上カレンダーを買うのを楽しみにしている。ここ数年は米津祐介さんのイラストだ。なかなか可愛い、そして飽きない。 来年はこれを玄関に置いて、私の机には新しいカレンダーを選んでみた。いや「日めくり」だ。 「暦生活」が出している「朝の日めくり…

2024年にしたいこと

新しい年が近づいてきました。例年今ごろに「来年やりたいこと」をブログに上げている。やれるかどうかは別にして、一度宣言してみるのである。 まず「名作ファンタジーを読んでみる」というのが頭に浮かんだ。いろんなジャンルの本を読んできたが「ファンタ…

今年の野鳥写真を3枚

今年も押し迫ってきました。たぶんもうバードウォチングには出ないと思うので、今年撮りためた野鳥の写真からお気に入りを3枚あげます。 まずは、セッカ。3月に近所の河原で出会ったものです。一本の葦に止まった姿がかっこよかった。目が透き通ったオレンジ…

法華三部経、写経終る

法華経の写経が終った。 法華経というお経は「法華三部経」という三部構成になっていて、いわゆる法華経(本経という)の前後に、開経としての「無量経」と結経としての「仏説観普賢菩薩行法経」があります。本体の法華経を書き終えた9月半ばからその前後を…

今日の「ばたばた」はオシドリです

もうひとつ オシドリは潜る度にばたばたをします。水に濡れた犬のぶるぶると同じようです。 因みにオシドリはドングリが好物とか。池の底に沈んだドングリを探して食べるそうです。木に実っている時に食べれば楽なのにと思ってしまいます。 こがらしや日に日…

今年読んだ本、聞いたCD

今年は印象に残った本もCDも少ない。残念だけど、そんな年だった。それでも書き出しておかないと備忘録としてのブログにならない。 本は、 「帰れない山」パオロ・コニェッティ(新潮クレスト・ブックス) 「欲望という名の音楽」二階堂尚(草思社) 「浄瑠…

ミコアイサ、こんな鳥が普通にいるんだ

ミコアイサ、別名パンダガモ。オスの顔が一見パンダなのでそんな愛称が付けられました。図鑑で見て「こりゃ珍しい。滅多に見られるもんじゃないな」と勝手に決めておりました。そのぐらいこちらの日常生活から遠い姿だったものですから。 なのに、普通にいま…

この季節によく出会う鳥たち、いわゆる常連さん

もっぱら水鳥を追いかけているこの頃ですが常連といえる野鳥たちにも出会っています。 たとえば、ホオジロ。河川敷の藪で会いました。枯れたセイタカアワダチソウが被ってしまいましたが・・ お次は、モズ。高いところが好きな鳥ですね。 オシドリの出待ちで…

本が溜まっているのに、買ってしまった

どうもいけない。「本を買うのは道楽」と公言しているのだが、読むスピードが落ちているのに買うスピードが落ちないので整理がつかない。 先週買ったのが文庫2冊。 鹿島茂の「デパートの誕生」(講談社学術文庫)は、文字通り19世紀半ばに誕生したデパートの…

今日はタシギに出会った。初めてだ

この秋冬シーズンは積極的に水鳥を追うつもりでいたら、あっという間に5、6種は新しい鳥たちに会ったのではないだろうか。で、今日は今日とてまたお初です。タシギ(田鴫)です。チドリ目シギ科タシギ属。図鑑では27センチとある。昨シーズンに見かけたイソ…

猛禽類に間近に接した、初めてだ

ベニマシコを探して淀川の河川敷を歩いて来た。ベニマシコはいなかったが、ホオジロ、モズ、カワラヒワ、あとは水鳥を数種見ながら歩いたら少し先の木の上に見慣れぬ影がありまして、そっと近づいてみると、おや、タカの仲間ではないですか。その距離5、6メ…

ハシビロガモも冬の装いです

先日、遠目に見た冬羽のハシビロガモをちゃんと見たくて服部緑地に行って来ました。ラッキーにも結構近くに来てくれました。ハシビロガモ(嘴広鴨)のオスです。※因みに英語ではシャベラー。シャベルです。 一番の特徴はこの嘴。頭とのバランスが悪いくらい…

今日は何と言ってもカワセミだ

女房が「オシドリを見てみたい」というので、いつもの公園に連れて行った。嬉しいことにオシドリはオス・メス合わせて5、6羽ちゃんと顔を出してくれました。他にもヨシガモ、トモエガモ、ホシハジロ、カルガモと常連が勢揃い。よかった、責任を果たせました…

やっとオオジュリンがやって来た

いつもの河川敷にオオジュリンがやって来た。今年の3月以来だ。 全体にスズメっぽい褐色。頭部に白く太い眉班あり。のど元に黒い顎線。背中には黒っぽい縦班。この個体が冬羽のオスなのか、はたまたメスなのかは不明。夏場に頭部がまっ黒になったらオスだけ…

トモエガモ、今日は愛想がよかった

前回、前々回は距離があった、そして木陰。条件悪し。ということで今日はリベンジのつもりで出かけてみました。天気もいいしね。 どうだろう、ご機嫌がよかったのか、結構サービスしてくれました。紅葉を写す水面のトモエガモ、オスです。 頭部は濃茶。白い…

ヨシガモとオカヨシガモと

先日ヨシガモを初めて見た。が遠くて、ちゃんと見たとは言えなかった。多分そうだろう、というくらいだ。だが、今日はちゃんと見ました。結構近い距離から撮影も出来ました。証拠写真です。 ヨシガモ(葦鴨)。マガモ属です。頭部は光沢のある茶色、顔は緑。…

バランスをとるのも大変です、モズのメス

昨日は万博公園で鳥見でした。蒲の原にモズが2羽、なにやら争っている模様。縄張り争いだったのでしょうか、勝ち残ったメスが穂の先に止まってけたたましく鳴いています。威嚇している図(▼)。 図鑑によりますとモズの体重は31~44gだそうな。こんな細い穂…

久しぶりにフランス文学でも読んでみようか、と

本棚に並んだ分厚い単行本の列からゾラを引き出した。藤原書店のゾラ・セレクション中の「ボヌール・デ・ダム百貨店」だ。ずいぶん前に買ったのだが、買ったときにはすでに自分の中のフランス文学熱がずいぶん下がってきていたころだったので、結局は棚に置…

ベニマシコを狙って行ったら、まともに出会った

鳥好きさんのブログを覗いていたら、淀川にベニマシコが出ているという記事。新大阪あたりとか枚方あたりとか。それならこの2者の中間にあたる私の最寄りの淀川河川敷にもいるのでは、と狙いをつけて出かけてみた。当たった。ベニマシコ(▼)、初見です。う…

トモエガモ、再び

完全に野鳥図鑑となっている私のブログですが、まあ季節柄、仕方がない。バードウォッチャーには忙しい季節なのです。さて今日は前回の公園にオシドリ&トモエガモ&ヨシガモリベンジに行って来ました。 まずは、トモエガモのオスをどうにか抑えられたので写…

今日はセッカ

昨日は池、今日は河川敷で鳥見。小春日和が続くので暇な老人は東奔西走、忙しいのであります。明日は病院だし。そんな日のご褒美は10月以来のセッカです。 スズメ目だけあって、ぱっと見はスズメです。群れていないのでそれか、と目星を付けてカメラを向けま…

再びのカモ祭り

今日はいつもの河原ではなく、ちょっと遠征して千里中央公園の池を巡ってみた。お目当ては、オシドリ。数人のブログでその到着が紹介されていたのです。初めての場所だったから探しきるか不安だったけど、簡単に会えた。オシドリ(鴛鴦)のオスです(▼)。 …

3ヶ月とちょっと、毎日お経を読んでみた

思うところあって、8月1日から欠かさずお経を読んでいます。「十句観音経」と「薬師如来本願功徳経」の二つ。 「十句観音経」は文字通り十句、文字数にして42文字のお経です。長文の観音経をこの文字数に凝縮した有難いお経と言われます。江戸時代に有名な…

今日はカモ祭りだった

いつもの河原は、サギの群れが移動してしまい「ほとんどカモ」という状態でした。彼らに罪はないが、色目が寂しいんだよね、ちょっと。 出会ったのは、カルガモ、コガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、皆つがい。つがいではありますが、オスが派手な婚姻色ではな…

いま読んでいる三冊の本

同時進行で読んでいる三冊、いい具合に面白さが違うので楽しい。 「欲望という名の音楽」二階堂尚(草思社) ジャズの話だ。日本の戦後のジャズ復興期から話し始めて、アメリカのジャズ勃興期(クスリとジャズ、ギャングとジャズ)、日本の芸能界とヤクザな…

マガモ到来

いつもの河川敷を歩いてみると、ヒドリガモの群れの中に二、三、体の大きな鳥がいる。帰宅後、確認してみると・・お、マガモだ。 逆光気味なので頭の緑が見えにくいのですが、立派なマガモです。足も橙色だし。冬鳥の代表格といわれています。 こちらのコガ…

蝶の擬態、キタテハとヒメアカタテハ

見慣れた蝶ですが、それは翅を広げた状態で、というのが普通みたいです。というより広げた時の姿がきれいなのでそれを覚えている、ということでしょうか。 では、翅を閉じると・・翅の裏側を見てみるとどうなるか、まず、キタテハ。 模様といい外側のギザギ…

モズのメスに出会う

先日のオスに続いてメスを見かけた。 過眼線が薄い、胸から腹にかけてうろこ模様があるのでメスとわかります。モズは百舌鳥と書きますが、これはいろんな鳥の鳴き声を真似るから。なぜ真似るのか、理由ははっきりしないようですね、ネットで調べても出てこな…

オナガガモ到来

今日は河原を散歩。水鳥の顔ぶれが増えておりました。出会ったのは、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、カワウ、そして渡って来たオナガガモ(▼尾長鴨)。 尾長鴨の名の由来は、オスの尾羽の中央2枚が針のように細長いからということらしいのだ…

きょうは今シーズン初、ジョウビタキに会った

この季節、渡りの鳥で忙しい。先に紹介したエゾビタキやノビタキはこれから東南アジアへ帰っていく。今はちょっと休憩中なのだ。行く鳥がいれば、来る鳥がいる。今日会ったジョウビタキは、チベットや中国東北部から冬を過ごすために日本にやって来た鳥です…