伊吹山の花、最終回

7月中旬に行った伊吹山の花々を紹介するシリーズも今回が最後です。

さて、ツリガネニンジン(釣鐘人参 キキョウ科)から。葉っぱではなく、花が輪生しています。

この花、宮沢賢治の作品に何度か登場しているそうな。こんど探し読みしてみよう。

ヒヨドリバナ(鵯花 キク科)に、アサギマダラでなくヨガ(夜蛾)の仲間が止まっていました。

山野草が続きます。クサコアカソ(草小赤麻 イラクサ科)。花をよく見ると茎に対してらせん状に付いています。ネジバナみたいに。

花に目がいくクサボタン(草牡丹 キンポウゲ科)。カールでもしたようにくるりと巻いた花びらが印象的なのだが、名前は牡丹に似た葉っぱからきています。

手元にある「7月~8月 伊吹山頂花暦」というパンフに18種の花が紹介されています。今回その内の16種を確認できました。いい時に行ったんだな、と満足。また季節を変えて出かけてみようと思います。

おまけ。野鳥に関しては残念な結果でした。イヌワシは散策ルートからは見えず。替わりにトビが3羽。ウグイスは声だけ。顔を出してくれたのはホオジロのみ。

幼鳥も出てくれました。ありがとう。

 

伊吹山の花、ゲンノショウコとか

高山植物というより山野草ですね、ゲンノショウコ。同時に薬草としても名を馳せているから伊吹山らしい花です。ハクサンフウロとかアメリカフウロとか、高山から家の近所までフウロソウの仲間はよく目にします。

関東では白い花が多いそうですが、淡い紅紫の伊吹山です。

ワレモコウも山野草の印象です。漢字で書くと吾亦紅、我もまた紅ですと。現の証拠といい珍しい名づけです。

次は濃い目の黄色がきれいなキリンソウ。平地で見かけるアキノキリンソウはキク科アキノキリンソウ属、こちらはベンケイソウ科キリンソウ属。花は似ているけど別種です。

キバナカワラマツバ(黄花河原松葉 アカネ科ヤエムグラ族)。なにせ花の数が多い。どれどれと数える気にならない。当然カワラマツバあり。花は白。

最後にオオバギボウシ。漢字では大葉擬宝珠(ギボウシュ)で、橋の欄干にあるタマネギみたいな飾りのことです。つぼみの形が似ているからというが、見えているつぼみはずいぶんほっそりしています。??ですね。

話が尻すぼみになったので、オオバギボウシにコバネイナゴを付けてみました。おまけです。

 

伊吹山の花、イワアカバナとか

花の3回目はイワアカバナから。アカバナ科の花なので、近所で見かけるマツヨイグサとかユウゲショウに似ています。

イブキトラノオ(伊吹虎の尾 タデ科)。花序は3~8センチ、トラノオのイメージよりずいぶん短い。太いイヌタデといった風です。

イブキ続きで、イブキフウロ(フウロソウ科)。花弁の先端が三裂するのが特徴。これだけはっきりしてくれると同定しやすい。助かります。

イブキが続きますが、まったく識別できないイブキアザミ。山頂付近に咲いていたので、勝手にそうだろうと判断しました。

カワラナデシコ、自生している姿を久しぶりに見ました。

今回、なぜか地味だったので、おまけ付き。フクラスズメの幼虫です。冬場に羽を膨らませて暖をとるふくら雀、に似た蛾の幼虫です。初めて見たので載せます。

 

伊吹山の蝶、やっぱりアサギマダラから

伊吹山の九合目から山頂にかけては、ほぼずっとお花畑でした。その花園をせわしなく飛び交っていたのはいろんな蝶。帰宅後調べたら伊吹山にはずいぶん多くの種類がいるらしい。私が出会ったのは、ほんの一部。記録しておきます。

アサギマダラ。手元の「くらべてわかる昆虫」(山と渓谷社)の「高原で出会うチョウ」のトップバッターがこのアサギマダラ、高原の蝶の代名詞ですね。

ミツバヒヨドリで吸密中。都合4頭(2頭ずつだったのでつがいか?)に会いましたが翅をきれいに開いた姿は撮れませんでした。それでも美しい。

次は、アカタテハ。テングチョウ同様とんがり系の頭ですね。

キアゲハです。日光浴をしていました。

こちらはジャノメチョウ。

ヒョウモンチョウが続きます。ルリトラノオと。

アザミと。

メタカラコウと。ずいぶん翅が傷んでいます。

今回の伊吹山、「ひょっとしたら会えるか」の一番はイヌワシ、二番がアサギマダラでした。3時間いて、会えたのは2度。誠にラッキーでした。連れは見てませんから。

伊吹山の花、ルリトラノオとか

伊吹山の高山植物2回目は、ルリトラノオ(瑠璃虎の尾 オオバコ科)から。昨日のクガイソウに似ています。ともにオオバコ科です。こちら(↓)はクガイソウ。葉っぱが茎に対して輪生(くるりと取り囲んで生えている)しています。

そして、ルリトラノオ。こちらの葉っぱは2枚一組で向かい合っています。

次は、コオニユリ(小鬼百合 ユリ科)。どこに咲いていても目が止まります。

シシウド(猪独活 セリ科)。キアゲハの食草。キアゲハはたくさんいたけど絡んでくれませんでした。

枯始めていると思ったら、これで盛りらしい。ねじれて花開くトモエソウ(巴草 オトギリソウ科)。

メタカラコウ(女宝香 キク科)。宝香とは竜脳という香料を指すそうです。根の話なので花が匂うわけではない。残念。

この花もよく咲いていた。単独でお花畑を形成していました。

今日も暑い。伊吹山の山頂が恋しい。

伊吹山の花、キオンとか

伊吹山に行ってきました。下界より10度ほど気温が低いし一面のお花畑に迎えられるし、なんとも天国のような所でした。出会った高山植物をだいたい出会った順に載せていきます。他にネタがないのでダラダラ続きます。

まずは、キオン(黄苑 キク科)。お花畑です。ず~っと黄色。

花は2、3センチでまとまって咲きます。そのまま花束になりそう。

同じ黄色の花ですが、すこし早いかな、咲き始めのようです。オトギリソウ。漢字で書くと弟切草、なんか由来は聞きたくないね。

クガイソウ(九蓋草 オオバコ科)。トラノオに似ていますね。葉が輪生しているのでクガイソウと同定。

咲き始め。イブキクガイソウという種があるそうですが、それかも。

次はクルマバナ(車花 シソ科)、ホトケノザとかヒメオドリコソウとかに似ていますね。

さて、本日のトリはシモツケソウ(下野草 バラ科)です。長い雄しべが特徴ですね。

平地でも見られますが、山に群生すると圧巻です。

3時間の滞在で30種以上に出会えました。さすが花の百名山、その名は伊達ではありませんでした。

オオセイボウ、なのに

今日は薄曇りだったのをこれ幸いと万博公園。でも酷暑に変わりなし。倒れるかと思った。そんな中、オオセイボウ(大青蜂)が出てくれたのですがカメラの設定ミスで残念写真の山になってしまいました。

飛び飛びです。

オオセイボウ、近日中に撮り直し予定。逃げないでいてくださいな。

おまけは暑さを知らぬマメコガネです。