雑草図鑑

キク科の花の季節だ。たとえばアキノノゲシ

朝晩ぐっと気温が下がり、お昼間も湿気がないから気温ほど過ごしにくいわけではないそんなこの頃です。ずいぶん、楽だ。そんな今どきの雑草は、アキノノゲシ(秋の野芥子)。空き地など日当たりのよいところに生え60センチから200センチくらいになる。花は昼…

これはヘチマだろう

近所の小学校のフェンスに黄色い花が咲いていた。近づいてみると、おやおや立派な実がなっているではありませんか。これは、ヘチマでいいですよね。烏瓜(カラスウリ)の次は糸瓜(ヘチマ)だ。学校で植えてどうするんだろう。食用か、体をこするヘチマを作…

これはカラスウリだと思うのだけど

ご近所のアパートのフェンスに咲く白い花。昼前に見たのでこの状態。しぼんでいます。一日の終わり、日が沈むころに開いて、夜、蛾に受粉を助けてもらう習性。なので朝になったら役割終了、しぼみます。昨年初めてこの場所で目にしました。その時もカラスウ…

暑すぎるころが終わったから?夏の雑草がちらほらと

散歩をしていて目に止まるのは、何も秋を知らせる花たちだけではないですね。本来7月ごろから咲くはずだったのに猛暑中はさすがに勇気がなくてじっと堪えていてやっといま顔を出した、そんな姿に出会います。たとえば、スベリヒユ。花期は7月から9月。先日ま…

アレチノギクは枯れてからやっと目にとまる

花期は初夏。今はこんな姿です。白く開いているのは花ではなくて種でタンポポの綿毛と同じ状態です。回りの筒状のものが花で、あれで立派に咲いている状態です。つぼみではありません。目立たないですね。花が咲いている時は地味、種を付けて初めて目立ちま…

秋はジワジワと原っぱからやって来る

近くの公園の芝生から、秋の雑草が顔を出している。アレチヌスビトハギ(荒れ地盗人萩)だ。ひゅっと伸びた細い茎にぽつりぽつりとピンクの花を付けている。少しの風にも揺れる様が秋らしい。荒れ地盗人萩、この名の由来は「果実(エンドウ豆みたいな姿)が…