アレチノギクは枯れてからやっと目にとまる

花期は初夏。今はこんな姿です。
P9050052 アレチノギク
白く開いているのは花ではなくて種でタンポポの綿毛と同じ状態です。回りの筒状のものが花で、あれで立派に咲いている状態です。つぼみではありません。目立たないですね。花が咲いている時は地味、種を付けて初めて目立ちます。なので今どきやっと目に止まるのです。
この種は草丈が30センチから50センチ、同じ姿ながら1メートルを越えて咲くオオアレチノギク(普通に目にするのはこちらです)に圧倒されて近年減ってきているとか。野の花一つ一つにドラマがあるようです。