読書のこと、など

罪と罰」の第2巻はゆっくりですが進んでいます。いま、新しい登場人物スヴィドリガイロフなる男が、やたらへ理屈をしゃべっております。ここからお話はより複雑になる予感。ま、楽しんでいます。

朝の勉強のための本。天気がよければ鳥見に出かけるのですが、それが出来ない時用です。以前に購入して棚に置きっぱなしの「新訳紫式部日記」(島内景二 花鳥社)を選択。この原文はサラリーマン時代に読んでいる。久しぶりの再読となる。島内訳は丁寧すぎて困るときもあるがそれも勉強と思って読んでいる。

夜のお供に苦心していた。ここ数ヶ月でざっと20冊ほど、目に止まった文庫本を買って読むのだけれどしっくりくるものがない。半分ほどは、読了していないと思う。そこで考えて考えて安パイを探し得たと思う。アガサ・クリスティだ。ここ数年ハヤカワから新訳が出ている。タイミングよく「ハロウィーン・パーティ」があった。これで布団読書は充実するだろう。

あちらの公園ではニシオジロビタキだ、こちらの公園ではノゴマだ、足を伸ばせばムギマキだ、と野鳥が呼んでいる。本を置け、野に出よう、か。