しばらくは児童文学か

昨年末に角野栄子さんの随筆と「魔女の宅急便」を読んだ流れから、「ナルニア国ものがたり」をはじめ数タイトルのファンタジー小説を読んでみることに。これが案外楽しめる(「ナルニア国ものがたり」の『ライオンと魔女』読了)。そういえば数年前にも凝ったことがあった。60代半ばにして「ハイジ」や「宝島」、「若草物語」を読んで感心したものだ。そこで今年のスタートは「岩波少年文庫とともに」ということになった。

すでに手にしている「ナルニア国ものがたり」「指輪物語」「ゲド戦記」(それぞれ第一巻のみ)のシリーズを終えたら「モモ」とかに行くのかな。あるいは「ドリトル先生」や「くまのプーさん」なんて選択肢も。素敵な悩みであります。

 

もう一つ。大河ドラマが「光る君へ」であるならば、折角なので「紫式部日記」を再読しようかと思う。原文は読んでいる。もう20年ほど前だ。陰気でグジグジした女性だというイメージを持った。少なくともカラッと陽気な人じゃない。手元に昨年買ったままの「新訳紫式部日記」(島内景二)があるので読み返してみようと。

 

読書でなく写経の話。法華経のあとどうしよう、と悩んでおりましたが、なんとなくの候補があがった。「阿弥陀経」だ。なぜかといえば、平家納経が「法華経」「阿弥陀経」「般若心経」の三つからなっていることを知ったから。般若心経はすでに終えている。残るは、一つ。ただし原文(漢文)にルビがふってあることが条件(そうじゃないと書き写すのが大変)、そんな本があるかどうか探してみてからのことになります。時間はたっぷりある隠居の身を利用してのんびり取りかかろうかと思っています。