今日はタシギに出会った。初めてだ

この秋冬シーズンは積極的に水鳥を追うつもりでいたら、あっという間に5、6種は新しい鳥たちに会ったのではないだろうか。で、今日は今日とてまたお初です。タシギ(田鴫)です。チドリ目シギ科タシギ属。図鑑では27センチとある。昨シーズンに見かけたイソシギより少し大きい。

いつもの河原でオオジュリンを狙っていたら、対岸近くの小さな中州に動くものあり。正直、動いてくれないと決して気が付かなかっただろう。ファインダーに写ったのは、この鳥(▲)。嘴が長い。アンバランスなくらいに長い。一目でシギだとわかったけど何シギかは知らない。まあ、帰ってから調べようとカメラを構え続けた・・ら、増えるのさ、まだら模様のシギが。結局3羽。わかりますかね(▼)、斜めに並んでいます。

オスメス同色なのでこの3羽の関係は不明。しばらくすると、3羽ともお休み。でも目はしっかり開けています。片眼を開けて眠るんだそうですね、器用なことです。

一般にシギといえば、このタシギのことらしい。つまりはシギの代名詞。あの有名な西行さんの歌(心なき身にもあはれは・・)のシギもこのタシギだそうです。

図鑑によると、この長い嘴の先っぽ数センチは柔らかいとか。泥の中に嘴を入れ、先の柔らかい部分でエサを漁るのだそうです。ちょっと不思議。

おまけとして昨シーズンのイソシギを(▼)。体の柄も違えば嘴の長さも違いますね。