ナルニア国から海の底深くへ

年明けから児童文学(もっぱら岩波少年文庫)を読みはじめた。最初に選んだのは「ナルニア国ものがたり」。全7冊のうちの3冊まで読んだところで小休止。面白いかと聞かれたら「それほどでも」と答える。別に面白いわけじゃない、が、読んでいて楽しいのは事実。他愛のない(というと叱られそうだが)エピソードが続くのだが、その他愛なさに付き合うのは十分楽しい。残りの4冊はまた後で読もう。

で、もう少し手応えが欲しくて今度は「海底二万里」を選んだ。ジュール・ヴェルヌだ。子どもの頃に縮小版を読んだはずだが、ノーチラス号という名前以外は何も思い出さない。読者対象が中学生以上になっているから、字が小さい、漢字が多い。ヴェルヌは「八十日間世界一周」と「二年間の休暇十五少年漂流記)」を数年前に読んでいる。さすがの大御所だと思っている。しばらく格闘したい。

電子書籍も買った。寝っ転がって読むにはスマホは重宝する。なので大河ドラマ「光る君へ」の便乗本を買ってみた。さて、どんなもんだろう、手応えは。