こちらもそろそろお別れか、オオジュリン

行く冬を惜しむが如く、冬鳥を求めて東奔西走。今日は池ではなく河川敷へ、オオジュリン(大寿林 スズメ目ホオジロ科)を求めて。

曇り空の下、待つことしばし。4、5羽の群れでオオジュリンが目の前に現われました。そして結構長時間枝に止まってポーズを。暖かい日が続けば北海道や東北へ戻っていくわけで、その前に彼らも記念撮影をしたかったのかも知れません。

見た目はほとんどスズメ、白い眉と髭が識別パーツです。

こちらは葦の皮を咥えています。こうして嘴でむしり取って茎の中にいる虫を捕らえるのです。

オオジュリンの撮影が一段落した頃に川の中州に、あ、タシギが。いつもは3羽いるのに今日は1羽です。保護色で見逃すところでした。

タシギ(田鴫 チドリ目シギ科)は旅鳥。冬が終れば繁殖地に旅立ちます。この河原が良い越冬地だったのならまた来てくれるでしょう。それは11月を待たねば。

冬にしか会えない鳥たちを探して明日も歩きます。もう残り時間は少ない。