ベニマシコを狙って行ったら、まともに出会った

鳥好きさんのブログを覗いていたら、淀川にベニマシコが出ているという記事。新大阪あたりとか枚方あたりとか。それならこの2者の中間にあたる私の最寄りの淀川河川敷にもいるのでは、と狙いをつけて出かけてみた。当たった。ベニマシコ(▼)、初見です。うれしい。

こちらは、オス。ぱっと見は全体に赤い。じっくり見ると、目先は濃い紅、目から後ろに黒の帯。胸から腹は鮮やかな赤。背中には黒い班があり、翼には白い帯。なかなか凝った意匠である。葦原で「フィッ、フィッ(ピに近かったかな?)」という地鳴きが聞こえたので探してみたら4,5メートル先に止まっていた。有難いことに数分はこうしてポーズしてくれました。

後方からも「フィッ、フィッ」が聞こえたのでふり返ると「おっ、メスだ」(▼)。

全体に褐色。胸に淡い縦班がある。羽の白い帯はオスと同じですね。つがいでした。

ベニマシコ(紅猿子)は、スズメ目アトリ科。北海道で繁殖して冬に本州以南にやって来る冬鳥です。夏場はもっとギラついた赤になるそうです、見てみたい。

 

今日はラッキー続きでした。お初のベニマシコ夫婦だけでなく、バンの幼鳥とか冬羽のカンムリカイツブリ(全体に白い)とか、この時期ならではのバードウォチングになりました。