先日「春告げ鳥」ウグイスを取り上げたばかり。昨日冬鳥シーズンをふり返ったばかり。今日は「春を告げる鳥」をご紹介します。
はい、ヒバリです。先にウグイスの姿をとらえたのと同じ河川敷で今日はヒバリを見かけました。あの独特の鳴き声を目で追いかけていると結構近くに下りて来てくれました。
ヒバリ(雲雀 スズメ目ヒバリ科)、空高くでさえずる姿は知っていても間近に見るのは珍しいかも。バードウォッチングを始めてからそれと知ったくらいです。それも2回目かも。鳴いていた個体が下りて来たからわかった、そんな感じですね。
咲き始めたホトケノザとヒバリ(▲)。もう春です。
そうそうヒバリと言えば「冠羽」が有名。普段は丸っこい頭ですが、さえずる時や興奮したときに頭の羽が逆立ちます。それでは、冠羽のありなしを同じ個体の写真で。
くさめして見失うたる雲雀かな 也有
おまけ、です。ヒバリといえば、ただ一羽空でさえずっている姿を思い浮かべるのですが、今日はこんな光景も見ました。
影が薄いのですが奥に二羽いて合計三羽のグループ行動。群れるイメージが無かったのでスズメかと思ったくらい。手元の図鑑によると「非繁殖期は数羽の群れで越冬する」とある。なるほど。ちょっと違うな、と気になってシャッターを切っておいて正解でした。