ミコアイサ、こんな鳥が普通にいるんだ

ミコアイサ、別名パンダガモ。オスの顔が一見パンダなのでそんな愛称が付けられました。図鑑で見て「こりゃ珍しい。滅多に見られるもんじゃないな」と勝手に決めておりました。そのぐらいこちらの日常生活から遠い姿だったものですから。

なのに、普通にいました、服部緑地公園の池に。

この個体(▲)は、エクリプス。繁殖羽に生え替わる途中だと思います。目の周りはすでにパンダ状態、黒くなっています。

手前に枝があった関係で不鮮明ですが、こちらが完成形。ね、パンダです。

ミコアイサ。神子秋沙と書きます。このオスの白い姿を巫女(神子)さんに見立てたらしい。アイサ(秋沙)は、秋去るの変形、この鳥が渡ってくると秋が終わって冬ですよ、ということらしい。手の込んだネーミングです。

このカモは潜水して魚や貝を捕るので頻繁に姿を消します。一度潜るとなかなか出てこないし、どこに顔を出すかわからない。被写体としては難儀です。しかも人を警戒してなかなか近くに来ないし。メスの写真もずいぶん距離があったので証拠写真程度です。

トリミングしたらボケてしまってちょっと悲しい。近々再チャレンジが必要です。ですが、まずは一度目にすることができて満足です。

おまけに「ばたばた」を載せます。求愛行動なのか、羽を乾かしているのか、痒いところでもあるのか、カモ類はよくやりますね。はい、ばたばた、です。