びっくりした、タカが目の前に降り立った

オオジュリンも、カルガモも、コガモも、タシギも、ハトもカラスも、バタバタバタっと逃げていった。すごい勢いだった。猛禽が襲ってきたな、と思ったら目の前の中州にタカが止まった。名前なんてわからないがどう見てもタカだ。

目が黄色だ。そして、鋭い。嘴も、鋭い。

胸に橙色の横班がある。その姿は、見るからに凜々しい。

50センチあるかないか。そう大きい訳じゃない。逃げていったカラスの方が大きいかもしれない。だが、存在感が全く違う。大したもんだ。

調べてみてハイタカだと判明。「図鑑ドットコム」さんの質問コーナーでも確かめたから間違いない。ハイタカは灰鷹と書く。背の色を灰色と見たか。疾き鷹が転じたという。その感じはわかる気がする。

昨年12月にツミの若鳥と思しきものを見た(▼)。比べると一目瞭然、こどもだね、こちらは。

今日のハイタカには、猛禽類ならではの格のようなものがあった。一期一会、よい出会いだった。

※後日訂正。いろいろ調べてこの個体はチョウゲンボウのメスではないかと(確定ではないけど)。なので上記「こどもだね」は「女子だね」に変更します。